OUTDOOR INSTALLATION GUIDE
竹灯籠を屋外に設置する際の注意点
雨・風・固定・電源・設置期間を解説
竹灯籠は屋外でも使用できます。ただし、天然竹は雨・湿気・紫外線・風の影響を受けるため、季節や設置場所に合わせた計画が必要です。屋外設置前に確認したいポイントを、竹製品の制作・施工パートナーへの確認内容をもとに整理します。
まず結論
竹灯籠は屋外設置できますが、
「季節・雨風・固定・電源」の4点を先に確認します。
竹は天然素材のため、工業製品のようにどの環境でも同じ状態を保つわけではありません。特に屋外では、気温や湿度、雨、直射日光、風の強さ、設置面によって劣化の進み方や適した固定方法が変わります。そのため、設置期間と現場条件を確認したうえで計画することが重要です。
5 CHECKPOINTS
屋外設置前に確認したい5つのポイント
竹灯籠そのものだけでなく、会場全体の条件まで確認して設置方法を決めます。
設置する季節・期間
天然竹は高温多湿や紫外線の影響を受けます。数日間のイベントか、数週間〜数か月の長期設置かによって考え方が変わります。
雨・湿気
竹本体が雨に濡れた場合は、できるだけ早めに水分を拭き取ります。屋根下など雨や直射日光を避けられる場所では、竹への負担を軽減できます。
風・転倒防止
ビル街、山間部、海沿いなど、強い風が想定される場所では、重石付き土台や土台板、杭などを使い、設置環境に合わせた転倒防止を検討します。
電源・防雨
主に100V電源を使用します。屋外では照明・配線・コネクタ・コンセント周辺まで含めて防雨対策を計画します。
来場者動線・搬入
設置位置だけでなく、人の通行、電源までの距離、搬入経路、車両の荷下ろし場所、斜面や段差の有無も事前に確認します。
SEASON & DURATION
季節によって変わる、屋外設置期間の目安
制作パートナーへの確認では、天然竹を屋外で使用する場合、次の期間がひとつの目安とされています。
10月〜2月
秋・冬
おすすめ設置期間 約3か月
比較的湿度が低く、夏場に比べて紫外線や高温多湿の影響も小さいため、屋外設置に向いている時期です。
3月〜5月
春
おすすめ設置期間 約2か月
夏より劣化は進みにくい一方、春の嵐、強風、雨など天候変化への注意が必要です。
6月〜9月
夏
おすすめ設置期間 約2週間
高温多湿でカビのリスクが高まるため、短期イベントでの使用や、必要に応じた竹の交換を前提に検討します。
実際の使用期間は、地域、天候、日当たり、雨の当たり方、屋根の有無などによって変わります。屋外設置をご検討の場合は、現場条件を確認したうえでご提案します。
FIXING METHOD
設置面によって固定方法を変える
転倒防止は、竹灯籠の高さだけでなく、地面の状態や風の強さ、施設側の施工条件を確認して決めます。
土・芝
杭を打ち込める場所では、杭による固定を検討します。施設や土地の条件によって杭が使用できない場合は、重石など別の方法を選びます。
砂利
杭を使用できるか、地面の状態を確認します。杭が難しい場合は、コンクリート重石などで固定します。
コンクリート・タイル
直接杭を打てないため、重石付き土台などを使用し、設置環境に合わせて転倒防止を行います。
強風が想定される場所
重石付き土台や、複数の竹灯籠を土台板へ固定する方法など、通常より慎重に固定方法を検討します。
同じ竹灯籠でも、設置面や周辺環境によって土台・固定方法は変わります。
POWER & WEATHERPROOF
屋外では、照明だけでなく配線・コンセントまで防雨を考える
竹灯籠内部には主にIP67規格のLEDモジュールを使用し、用途や設置環境に合わせて結線します。
照明
主にIP67規格のLEDモジュールを使用します。竹灯籠のサイズや設置条件に合わせて配置します。
配線
屋外では配線部分を防水コネクタで結線し、雨水の侵入を防ぐ対策を行います。
コンセント
コンセント部分は防水ケースに収めるなど、雨や湿気の影響を受けにくいよう対策します。
会場電源
原則として会場側に100Vコンセントが必要です。設置場所から電源までの距離も事前に確認します。
電源工事が難しい場所では、充電式ライトを使える場合もあります
充電式キャンドルライト(非防水)や充電式ミニライト(防水)もあり、高さ20cm程度までの小型竹灯籠での使用がひとつの目安です。設置環境や必要な点灯時間に応じて選定します。
HEAVY RAIN & STRONG WIND
台風・強風・大雨が予想される場合
固定しているからといって、すべての荒天時に設置を継続できるわけではありません。
非常に強い風や大雨が予想される場合は、事前撤去を検討します
台風などの強風時は転倒・破損のリスクが高まります。可能であればイベントの中止や竹灯籠の撤去をおすすめします。また、大雨による天然竹の劣化が懸念される場合も、一度撤去する方法を検討します。
※風速など一律の数値基準ではなく、設置場所・製品形状・固定方法・施設運用条件を確認して判断します。
BEFORE ESTIMATE
現地調査・見積もり前に確認したい情報
次の情報があると、固定方法・配線・搬入・必要数量の検討が進めやすくなります。
希望時期・設置期間
設置日、点灯期間、撤去予定日。
設置場所
屋内・屋外、地面の種類、日当たり、雨の当たり方。
会場写真・図面
現地調査が難しい場合でも、写真や図面から事前検討できます。
電源位置
100Vコンセントの有無と、設置場所までのおおよその距離。
希望数量・サイズ
おおよその本数、高さ、空間全体のボリューム感。
搬入条件
搬入経路、通路幅、車両の荷下ろし場所など。
FAQ
竹灯籠の屋外設置でよくある質問
竹灯籠は雨の日でも点灯できますか?
屋外設置では防水仕様の照明や防水コネクタ、防水ケースなどを使用して対策します。ただし、竹本体は天然素材のため、濡れた場合はできるだけ早く水分を拭き取ることをおすすめします。
コンクリートの上でも設置できますか?
設置できます。杭を打てない場所では、コンクリート重石や重石付き土台など、現場に適した固定方法を検討します。
夏の屋外イベントでも使えますか?
短期間のイベントであれば設置可能です。ただし高温多湿で天然竹の劣化やカビのリスクが高まるため、長期間の設置には注意が必要です。
電源がない場所でも設置できますか?
通常は100V電源を使用しますが、小型竹灯籠では充電式ライトを使用できる場合があります。必要な点灯時間や防水条件を確認して選定します。
現地調査ができない場合でも相談できますか?
可能です。会場写真や図面、設置場所と電源位置が分かる資料などをご共有いただければ、事前に設置方法を検討できます。
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CONTACT
屋外に設置できるか分からない段階でも、写真からご相談いただけます。
設置場所の写真、希望時期、屋内・屋外、設置期間が分かれば、固定方法や電源条件を含めて検討を進められます。